気候学・気象学分野で使用される各種数値フィルタ
私の興味の都合上、非定常擾乱、中でも高・低気圧に伴う変動成分(およそ10日周期以下)の
抽出を対象としている数値フィルタを主にとりあげている。
非再帰型フィルタ (non-recursive filter)
- Blackmon (1976, JAS)
- ちょっとしたメモ書き
- 31 term low-, band-, and high-pass filter (for twice-daily data)
- 周波数応答関数 R(f)
- Trenberth(1986, JAS)
- ちょっとしたメモ書き
- 7 term high-pass filter (for daily data)
- 周波数応答関数 R(f)
- Lanczos filter(1979, JAM) ; 荷重の項数・切断周波数は任意に設定
- 周波数応答関数 R(f)
(計算条件: 0.5 day 間隔データ、片側30項、
切断周波数 0.1[day^{-1}]、high-frequency pass)
- 上記を計算&作図した シェルスクリプト (Fortran & GMT mapping)
再帰型フィルタ (recursive filter)
フィルタの性能チェック用ダミーデータ
いろいろと性能チェックをするのに使いそうな、ダミーデータを用意しておく。
波数の異なる sin・cos を6つ、振幅を変えて重ね合わせただけ。