GMT 6.x のセットアップ(tar ball 使用)
バージョンが上がるに従い,依存関係が増えている. 手動での tarball からのコンパイルをする気がおきない. 日常業務でも繁忙を極めているため,お好きなヒトは github 経由で必要物を取得してのコンパイル・インストールを. 私は諦めました(2021-09-27).
用意するもの (v6.x系)
- GMT 6.x 関連ファイル(最新版配布場所(GitHub): 最新 v6.2.0 (chk 2021-09-27)
前提条件 (v6.x系)
- GMTインストール以前に,下記の準備がなされていることを確認する:
- パッケージインストールのためのリポジトリ追加 (Cent8 の場合は PowerTools が必要./usr/lib64/libsz.so が含まれる libaec のパッケージが必要)
- hoge
- 私は別アプリで NetCDF を使うが,そちらはパッケージのバージョンアップに追随させたくないので, netcdf だけはパッケージと手動インストールとが共存している. 参照するライブラリとかパス設定とか,参照順序などを気をつけるべし.
手順 (v6.x 系)
CentOS8 のパッケージツール使用なら dnf install GMT だけ.
手動コンパイルは cmake を使うようだが,ひとまず pending.
$ hoge
- シンボリックリンクを張る
ln -s /usr/local/GMT-6.2.0 /usr/local/gmt6 ln -s /usr/local/GMT-4.5.18 /usr/local/gmt4
※複数バージョン混在状況での使用を想定. 複数バージョンの使い分けを容易にする目的があるから.
使用前の準備 (v6.x 系)
デフォルト設定の準備と自分用の修正. ここでは,初心者向けのためドットファイルにしていない. 慣れてきたらドットファイルにするとか個人用設定dirにまとめておくとかした方が良さそう. ホームdir以下に設定ファイルが山ほど見えるというのは,使い慣れてくると邪魔な状況と言える.
gmt defaults -D & ~/gmt.conf (将来的には保存場所変更) gmt defaults -D & ~/local/share/gmt.conf ~/local/share/ 以下に個人設定ファイルをまとめる.別PCへ移行する際に忘れるな
異なるバージョンを共存させる(4.x & 5.x 系)
環境変数
Under const.
デフォルトは新バージョン 6.x 系に設定. 私の場合は /etc/profile にて設定 (See Linux個人設定#ログインスクリプト).
# for GMT export GMTHOME=/usr/local/gmt6 PATH=$GMTHOME/bin:$PATH MANPATH="${GMTHOME}/share/man:${MANPATH}"
使い分け
スクリプトごとに変更する場合,スクリプトの冒頭に export GMTHOME=/usr/local/gmt6 or export GMTHOME=/usr/local/gmt4 で変更できる... かな. gmtset を使う? いろいろと未確認.
GMT 参照情報
更新履歴
date | memo |
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2021-09-27 | GMT_setup.php は GMT 最新版用のページとする.現時点ではv6.2.0.v4系列は GMT_setup_v4.php として保存. |
2016-01-21 | 更新履歴の追加. |
2014-11-11 | GMT v4.5.14 のインストール,正常終了を確認. |
2014-09-24 | GMT v5.1.1 のインストール,正常終了を確認. |
2014-02-16 | GMT v4.5.11, v5.1.0 のインストール,正常終了を確認. |
2011-10-27 | HTML版の最終更新(富山大当時).掲載してたのは GMT v4.5.5 のみ. |
2009-XX-XX | 記録残ってない. たぶん,千葉大CEReS在籍時の2008 - 2009年あたりに FS wiki で作ったと思う. |